「このエッセイでいう」Stoicism(ストア哲学)、そしてStoics(ストア派)って?

【重要】このページに「偶然」迷い込んできてしまった方、「あなたの人生の貴重な時間を浪費しないため」にも、まずは「このリンク先のプロローグ」を読んでいただけると嬉しいです。


私はTALEB(タレブ)を通じて”Stoicism(ストア哲学)”という思想を知り、虜になった。

なぜって?

それはね…

Seneca’s version of that Stoicism is antifragility from fate.*
*Antifragile (HARDCOVER), p154
セネカ流のストア哲学は、FATE*(という起点・原因)にfrom(対して)反脆い。
* fate[féit]: 「運命の力、物事の定め、神の摂理」「〔避けられない〕運命、宿命」「〔人などとの〕縁」「〔最終的な〕結末、結果」「悲運、最期、破滅」

ということを、実生活で思い知らされたからだ。

∴特に断りがない場合、このESSAYで私が「単に」”Stoicism”といったら、Antifragile*でTALEBが語っている、”Seneca’s version of that Stoicism(セネカ流のストア哲学)”を指す。
*Antifragile (HARDCOVER), Chapter 10. Seneca’s Upside and Downside

もちろんSenecaとは、あの偉大なる”Lucius Annaeus Seneca: ルキウス・アンナエウス・セネカ(小セネカ)のこと。

TALEBは、Senecaの思想の中に、「(Fundamental) Asymmetry*: (根本的な)非対称性」が潜んでいることを見出した「唯一の」注釈者だ。
*Antifragile (HARDCOVER), p157-158, p427

ただ、”Stoics(ストア哲学者・ストア派)”といった場合は、ギリシア(初期・中期ストア派)からローマに移入されて磨き上げられた「後期ストア哲学者(キケロ、セネカ、エピクテトス、マルクス・アウレリウス、…)」のことだからね。

ちなみに、「彼女のダイエットてストイックだよね!」の「ストイック」は、Stoic(ストア派の、ストア哲学の)からきているようだが、いかに日本人が本質を取り違えていて、Stoicを理解していないかを露呈している一例といえる(笑)

Seneca’s version of that Stoicism through TALEB

My idea of the modern stoic sage is someone who transforms fear into prudence, pain into information, mistakes into initiation, and desire into undertaking.
*Antifragile (HARDCOVER), p156
私が考える現代の(本物の)ストア哲学の賢者とは、恐怖を思慮深さに、苦しみを教訓に、過ちをきっかけに、そして欲望を実行に変えられる人だ。

最後に、仏教とストア哲学の違いに関して、TALEBからひと言!

For those readers who wonder about the difference between Buddhism and Stoicism, I have a simple answer.
A Stoic is a Buddhist with attitude, one who says “f*** you” to fate.*
*Antifragile (HARDCOVER), p153

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